がん診療連携拠点病院

地域の核となる
高度ながん医療を提供します

わが国の平均寿命、健康寿命は世界でも最高水準にありますが、高齢化が進む中で疾病構造が変化し、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病が増加しています。なかでも『がん』は、わが国の死亡原因の第一位であることから、厚生労働省は 「メディカル・フロンティア戦略」 や 「第3次対がん10ヵ年戦略」 により、研究、予防及び医療を総合的に推進し、がんの罹患率と死亡率の激減を目指しています。その一環として、質の高いがん医療の均等な提供と、地域におけるがん診療連携の拠点づくりのため、概ね二次医療圏 (全国364医療圏、滋賀県は7医療圏) に一か所程度の 「がん診療連携拠点病院」 整備事業が進められています。

当院は平成15年8月26日付けで厚生労働大臣からこの指定を受けました。「大津・湖西地域がん診療連絡協議会」 を設置、「がん診療地域医療従事者研修会」 を開催し、「がん診療連携拠点病院」 としての活動を開始いたしました。今後さらに、がん診療拠点病院指定の要件でもあります診療体制、研修体制、情報提供体制の充実が求められます。全職員をあげての努力に加え、広く地域がん診療に携わる医療機関の皆さまとの連携や情報交換を密にし、ご意見をいただきながら、がん患者様のQOLの向上を目指し、地域がん診療連携の拠点としての体制整備に努力する所存です。また、地域住民のみなさんへのがん予防に関するさまざまな情報発信にも努めていきたいと考えています。

今後とも 「がん診療連携拠点病院」 へのご理解と、より一層のご支援をいただきますことをお願いいたします。

大津赤十字病院
院長 石川 浩三