新型コロナウイルス感染症の対応について

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薬剤部認定薬剤師

認定名称 人数
日本医療薬学会 がん専門薬剤師 1
日本病院薬剤師会 がん薬物療法専門薬剤師 1
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 2
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 2
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 3
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 1
日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師 1
滋賀糖尿病療養指導士(CDE滋賀) 2
糖尿病療養指導士資格取得薬剤師 2
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 4
日本医療情報学会 上級医療情報技師 1
日本医療情報学会 医療情報技師 3
厚生労働省 日本DMAT隊員 2
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師 1
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)スポーツファーマシスト 5
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 22

薬剤部部門紹介

薬剤部スタッフは薬剤師46名、嘱託薬剤師2名、助手4名(2024年4月現在)にて、医療の中で使用される医薬品の有効性・安全性が確保されるよう、日々取り組んでいます。

基本理念

「One for ALL、ALL for One!!」の精神で、常に高いポテンシャルを追い求め、医療と質の高い薬物療法の提供に貢献できる心優しい薬剤部(薬剤師)となる

 

医療の担い手として、薬剤師もその職能を果たす上で、「 One for ALL、ALL for One !!」の精神で、他人(患者)を一番に思いやる心を大切にし、常に、心優しい医療人でありたいと思っています。
状況に応じて、「One」は、一つの目的、一人の患者、一人の医療スタッフ、一つの情報、薬剤部、「ALL」は、大きな目的、全患者、全医療スタッフ、地域などの言葉で例えることで、医療現場の中での自分達がやるべき目的が明確になり、気付ける、提案できる、行動できることにつながります。
この精神に加えて、質の高い薬物療法の提供のために、高いポテンショルを追い求め、切磋琢磨し続けることが大切であると考えています。
今日も、「1人はみんなのために、みんなは1つの目的のために、」を合言葉に頑張っています。

安全な調剤

医師が患者さんを診察し、お薬が必要と判断した場合、「処方せん」を発行します。薬剤師はその処方せんに記載された内容について、お薬の量が適切か、飲み合わせに問題ないか等を確認(処方監査)し、必要があれば処方医師に問い合わせ(疑義照会)を行ってから、お薬の調剤を開始します。
患者さんにお薬をお渡しするまでには複数の薬剤師が関与し、確認を行います。お薬の種類や調剤の方法によって、時間がかかる場合があります。ご理解・ご協力をお願いします。

抗がん剤の調製

がん治療に必要なお薬、特に抗がん剤は、使用に際し、複雑な薬学的管理が必要な医薬品です。当院では院内の取り決めに従って、院内委員会で承認された治療方法が用いられます。
薬剤師は抗がん剤の投与前に、治療方法が治療計画書と違っていないか確認し、医師の処方支援を行います。
また抗がん剤は、薬剤部の無菌的な環境下(安全キャビネット内)で、トレーニングを受けた薬剤師による適切な調製を行います。調剤と同様、複数の薬剤師による確認を行い、安全な使用に努めています。

医薬品情報管理業務

医薬品情報業務は、患者さんの薬物療法を支援していくために必要な医薬品に関する情報全般を扱う業務で、病院薬剤師の専門性を発揮すべき重要な業務です。
病院薬剤師は、医薬品に関する情報の収集・評価・提供を行うのはもちろんのことですが、副作用モニタリングや医師の処方設計へ関わる立場として、医薬品情報の “使い手” となることが求められています。

お薬の説明と情報提供

お薬は、医師の指示通りに服用(使用)していただくことが重要です。服用の方法や注意事項等について薬剤師より説明いたします。 また、安心してお薬を使用して頂けるよう、処方されたお薬の量が正しいか、飲みあわせに問題はないか等を確認して、患者さんやご家族の方へ情報提供を行っています。
お薬の服用に際し、不安に感じられることがありましたら、薬剤師にご相談ください。(夜間等、時間外等はご要望にお応えできない場合があります。)

チーム医療と病棟業務

薬剤部では、薬剤師の専⾨性を⾼め、チーム医療の⼀員として質の⾼い医療に貢献することを⽬指しています。現在、がん薬物療法専門薬剤師1名、がん薬物療法認定薬剤師2名、外来がん治療認定薬剤師2名、抗菌化学療法認定薬剤師3名、緩和薬物療法認定薬剤師1名、栄養サポートチーム専⾨療法⼠4名、糖尿病療養指導⼠2名、⼩児薬物療法認定薬剤師1名、漢⽅・⽣薬認定薬剤師1名、上級医療情報技師取得薬剤師1名、医療情報技師取得薬剤師3名、日本DMAT隊員2名がそれぞれの分野で活動しています。今後他の分野の専⾨性も視野に⼊れ、業務展開を図っていきます。
薬剤師は、チーム医療の活動の場を病棟で拡げています。病棟に専任の薬剤師を配置し、次のような業務を⾏っています。医師の回診に同⾏し、⼊院患者さんの投薬経過を⾒守っています。お薬が安全に使⽤されているか監視し、患者さんに合った薬物療法の提案をしています。また、⼊院患者さんのもとに伺い、お薬の説明を⾏い、疑問にお答えしています。その他、肝臓病教室や糖尿病教室等では医師や看護師等と協⼒して薬剤師がお薬についてお話ししています。
このような活動を通し、患者さんが⼊院してから退院されるまで、安⼼してお薬を使⽤していただけるようにスタッフ全員で取り組んでいます。

地域連携

薬剤部では、地域の保険薬局、薬剤師会と連携をとっています。
院外にかかりつけ薬局を選んでいただくことにより、より安全にお薬の管理ができるようになります。かかりつけ薬局では、かかりつけ薬剤師が、当院以外のお薬を含め、一元的に服薬の経過を見ていきます。また、健康に関する様々な相談を受けていただくこともできます。当院では、かかりつけ薬局を決めていただき、そこでお薬を受け取っていただくようおすすめしています。

災害医療

災害時の医療救護は赤十字の使命の一つです。
我々薬剤師も医薬品の管理・提供、お薬相談、被災地病院の業務支援等を通じ、災害現場で貢献しています。現在、災害派遣チーム(日本DMAT)隊員2名、日赤救護班に11名の薬剤師が、日々業務を行いながら訓練や研修を受け、災害に備えています。
2016年熊本地震災害、2018年7月豪雨災害、そして、2020年から続く新型コロナウイルス感染への対応において、チームの⼀員(災害コーディネーターとしての役割など)として活動を行って来ました。2024年には能登半島地震において6名の薬剤師を派遣し、様々な災害救護活動を行いました。

採用薬情報

2025年1月27日現在の情報です。採用薬の情報は下記のPDFデータからご覧ください。

院外処方箋への臨床検査値の印字について

患者さんへ

2017年6月10日より、院外処方箋への臨床検査値の印字を開始しております。
お薬を安全に使用するためには、副作用の早期発見が重要となります。検査値が印字された院外処方箋を保険薬局にご提出いただいたくことによって、保険薬局でも様々なチェックが可能となり、副作用の防止など、より安全な医療の提供に繋がるものと考えております。みなさまのご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
※臨床検査値の印字を希望されない場合は、診察時に医師までご相談ください。

保険薬局の方へ

平素より当院の院外処方箋を応需いただき、ありがとうございます。
当院では、患者さんの臨床検査値の一部を院外処方箋に印字しております。過去4ヶ月以内に測定された検査値が対象となります。同期間内に検査が実施されていない項目は空欄表示となります。また、各検査項目の基準値については下記リンクにてご確認ください。なお、基準値や単位については検査方法の変更等により改訂されることがありますので、掲載情報の更新にはご注意いただくよう、お願いいたします。
検査値をご活用いただくことで、薬物療法の安全性向上・地域連携の充実に繋がるものと考えます。みなさまのご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

臨床研究の実施に関するお知らせ(オプトアウト)

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。 臨床研究のうち患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた指針に基づき対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません。一方で、研究の目的を含めて研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされております。 このような手法を「オプトアウト」と言います。研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は各研究の担当者までお知らせください。 オプトアウトを用いた臨床研究は当院薬剤部では下記の通りです。なお、研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

スタッフ紹介

薬剤部長

上田 豊実

認定専門資格
日本静脈経腸栄養学会NST専門療法士
卒年
1988年

副部長

木津 茂

卒年
1989年

副部長

米川 恭史

卒年
1999年
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