当院では、患者さんに信頼される病院を目指し、より良い医療の提供に心がけています。
 一方で、患者さんやご家族等からの常識の範囲を超えた要求や言動の中には、職員の人格を否定する言動・暴力・セクシュアルハラスメント・ネット上での誹謗中傷等、職員の尊厳を傷つけるもの、他の患者さんに対して影響を及ぼすものもあります。これらの行為は、職場環境及び診療環境の悪化を招く問題行為であり、当院の診療や運営に支障をきたす行為は容認できません。
 職員や他の患者さんが、これらの行為を受けた場合は、診療をお断りする事や警察への通報、しかるべき機関に相談し対処いたします。

 

2026年1月1日
大津赤十字病院 病院長

ペイシェントハラスメントとは

患者さんやご家族等から病院職員に対する自己中心的で理不尽な要求や悪質なクレーム等の迷惑行為をペイシェントハラスメントといいます。

定義

患者・家族等からの言動のうち、要求の妥当性に照らして、要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相応なものであり、その手段・態様により、職員の職場環境が害されるもの。

患者・家族等からの要求内容が妥当性を欠く場合

  • 病院の提供する医療サービスが過誤(ミス)や過失が認めらない場合
  • 要求の内容が、病院が提供する医療サービスの内容とは関係ない場合

要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの

  • 身体的な攻撃(暴行、傷害)
  • 精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉棄損、侮辱、暴言)
  • 威圧的な言動
  • 土下座の要求
  • 継続的(繰り返される)、執拗な(しつこい)言動
  • 拘束的な言動(不退去、居座り、監禁、長時間の電話や対応)
  • 差別的な言動
  • 性的な言動
  • 職員個人への攻撃、要求(プライバシーの侵害、SNS等での誹謗中傷)
  • 器物の破壊

要求内容の妥当性に照らして不相当とされる場合があるもの

  • 日当・交通費の請求や診療費の不払い要求
  • 金銭保証の要求
  • 過剰な謝罪の要求

ペイシェントハラスメントが及ぼす影響

ペイシェントハラスメントは、職員の精神的負担、業務パフォーマンスが低下することを始め、業務遅滞により病院全体の業務効率を低下させ、他の患者さんへの医療提供にも影響を及ぼす可能性が非常に大きくあります。

ペイシェントハラスメントへの対応

当院では、ペイシェントハラスメントに対しては、複数名での対応や院内での情報共有・記録化等、組織的に対応します。
患者さんや家族等からの根拠のない不当で過剰な要求には、毅然と対応します。
また、特に悪質であると判断した場合は、警察への通報、診療の拒否、退去要求等の措置を取らせていただく場合があります。

 

大津赤十字病院 病院長

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