産婦人科
外来担当医表
外来担当医表
2025/01/01(水)
藤田 浩平
周産期専門医
総合周産期母子医療センター長・第一産婦人科部長
藤田 浩平
- 専門
- 産婦人科全般,周産期医療
多賀 敦子
周産期専門医・婦人科腫瘍専門医
副部長
多賀 敦子
- 専門
- 【専門分野】産科婦人科全般
【代表的な疾患名】妊娠高血圧症候群,胎児発育不全,合併症妊娠
【代表的な手術名】帝王切開術
李 泰文
周産期専門医
医師
李 泰文
- 専門
- 産婦人科全般
信正 智輝
多賀 敦子
周産期専門医・婦人科腫瘍専門医
副部長
多賀 敦子
- 専門
- 【専門分野】産科婦人科全般
【代表的な疾患名】妊娠高血圧症候群,胎児発育不全,合併症妊娠
【代表的な手術名】帝王切開術
大西 佑実
医師
大西 佑実
藤田 浩平
周産期専門医
総合周産期母子医療センター長・第一産婦人科部長
藤田 浩平
- 専門
- 産婦人科全般,周産期医療
大西 佑実
医師
大西 佑実
松本 日向
医師
松本 日向
李 泰文
周産期専門医
医師
李 泰文
- 専門
- 産婦人科全般
信正 智輝
第1・3・5
医師
信正 智輝
松本 日向
第2・4
医師
松本 日向
多賀 悠希子
医師
多賀 悠希子
信正 智輝
13:00~
NIPT
第1・3・5
多賀 悠希子
13:00~
医師
多賀 悠希子
松本 日向
第1・3・5
医師
松本 日向
多賀 悠希子
第2・4
医師
多賀 悠希子
NIPT
第1・3・5
原則、予約診察となっております。ただし、予約外の患者さんの診察も行っております。
※青字は完全予約制です。
新型コロナウイルス感染症の対応について
下記リンクよりご確認お願いいたします。
特色
産科では、地域の妊婦さまや里帰り分娩希望の妊婦さまに加え、滋賀県の総合周産期母子医療センターとして、母体搬送やハイリスク妊娠の外来紹介を受け入れています。新生児内科の医師や助産師、合併症に応じた各科医師、臨床心理士など多職種の院内スタッフと常に連携をとりながら、母児にとって最も安全な分娩を提供できるように努め、急変時対応も可能な体制を整えています。
2023年2月からは麻酔科と協力して産痛緩和法を導入しました。希望された妊婦さまで医師が検査や診察により可能と判断した方には、硬膜外麻酔留置下での計画分娩を行っています。
婦人科では、地域の先生方からご紹介していただくことも多く、患者さんが十分納得された上で最適な治療(対症療法、薬物療法、手術療法、化学療法、放射線療法など)を受けていただけるよう常に心がけています。連日のカンファレンスを通して、どの患者さんにも一貫した治療体制をとれるよう整えております。
婦人科診療
良性疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍など)
可能な症例には保存療法(子宮筋腫・子宮内膜症に対するホルモン療法など)で対応し、手術をしなくてすむように努めております。手術が必要な場合や手術を希望される場合は、できる限り侵襲の少ない手術(腹腔鏡下・子宮鏡下・腟式)を提示させて頂いております。症例によっては臍部単孔式や脊椎麻酔下吊り上げ式の腹腔鏡下手術を行う場合があり、手術時期を早めることができたり術後1~3日での早期退院が可能になったりすることもあります。
2023年3月より婦人科良性疾患に対するロボット支援下手術も導入されました。より安全かつ低侵襲な治療を積極的に取り入れております。
悪性腫瘍(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなど)
毎年、子宮頸がん10-20例、子宮体がん10-20例、卵巣がん20-25例の新規患者を治療しております。悪性腫瘍の治療ではリンパ節郭清を含む手術療法・化学療法(抗がん治療)・放射線療法などを組み合わせた集学的治療を積極的に行っております。早期がんで適応があれば、妊孕能を温存する治療も行っております。腹腔鏡下子宮体がん手術は施設認定を受け、保険診療で行っております。最新の化学療法を導入し、患者さんの生活の質(QOL)をできるだけ維持しながら、治療成績を向上させることを目指しています。
女性ヘルスケア(月経関連疾患、更年期医療、骨盤臓器脱)
月経関連疾患や更年期医療に対して、最新のガイドラインに基づき適正なホルモン剤(低用量ピル、子宮内黄体ホルモン放出システムの挿入、ホルモン補充療法)、漢方薬の投与を行っております。骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤)に対しては、病状及びご要望に応じて保存療法(リング挿入)あるいは手術療法を選択しております。必要があれば他科の医師とも連携し治療にあたらせていただきます。
不妊治療
各種血液検査や精液検査、子宮卵管造影検査などを行うことができます。また、子宮内膜ポリープや子宮筋腫などによる不妊症に対しての外科的治療、タイミング法や濃縮精子を用いた人工授精までの不妊治療が可能ですす。体外受精が必要と判断される場合には、ご希望に応じて近隣の不妊クリニックを紹介しております。
周産期医療
当院は総合周産期母子医療センターに指定されており、あらゆるハイリスク妊娠に対応できる体制を常備しております。年間総分娩数は扱っており、母体搬送は年間約80-90件を受け入れ滋賀県の周産期医療に貢献しています。切迫早産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、多胎妊娠、前置胎盤、常位胎盤早期剥離など産科疾患の治療を幅広く行っており、てんかんや甲状腺機能障害など他科疾患を合併されている妊婦さまには他科と連携しながら対応しております。母体・胎児集中治療室(MFICU)を完備し、重症合併症の妊婦さまの周産期管理も安全に行えるよう配慮しています。この10年間で母体死亡は0件であり、同施設内の新生児集中治療室との緊密な連携のもと、出生児の予後も全国レベルに達しております。
産痛緩和法
当院では、麻酔科と連携して硬膜外麻酔による産痛緩和法を行っています。産痛緩和とは、完全に痛みをなくすわけではなく、痛みを大幅に弱くすることをいいます。(ちょっと痛いけど大丈夫!という状態になることです。)
対象となるのは、この方法をご希望の方で医師が可能と判断した方です。ご希望の妊婦さまは、妊娠30週位までに健診の際に助産師または担当医師にお伝えください。妊娠経過やその後の検査結果をふまえて最終的に外来担当医が可能かどうかを判断し、詳しい説明を行います。
産痛緩和法を行う場合、妊娠38~39週に入院していただき計画的に誘発分娩を行いますが、入院予定までに陣痛が来る・破水するなど、分娩が開始した場合は行うことはできません。また当日の全身状態(感染など)によっては行えない場合もあります。
産痛緩和法にかかる費用はすべて自費負担となります。通常の分娩費用+産痛緩和法の料金10万円+陣痛誘発にかかる入院料や薬剤料がかかります。
NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査:Non-Invasive Prenatal genetiv Testing)
出生前遺伝学的検査には侵襲を伴う検査と非侵襲的な検査があります。侵襲を伴う検査には羊水穿刺による羊水検査と胎盤を穿刺する絨毛検査があり、それぞれ約0.3%、約1%の流産リスクがあります。NIPTは妊婦さまの血中に含まれている胎児由来の浮遊DNAを最新の医療技術を用いて読み取り、胎児がダウン症候群(21トリソミー)、18、13トリソミーである可能性が高いかどうかを調べる方法であり、母体と胎児双方に侵襲が少ない精度の高い検査法として開発されました。ただし、確定診断検査ではないため、検査が陽性の場合は、羊水検査などの確定診断検査を必ず受けていただく必要があります。
2023年2月から当院での分娩予定とされている妊婦さまのうち、下記の項目に該当する方を対象にNIPTを導入しました。(完全予約制) (検査費用:約15万円)
検査の対象となるのは妊娠9週~14週頃の以下の妊婦さまです。
- 高年妊娠(35歳以上)の方
- 母体血清マーカー検査で胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された方
- 染色体数の変化を有した児を妊娠したことのある方
- 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児がダウン症候群または13トリソミーとなる可能性が示唆される方
- 超音波検査で胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された方
- 適切な遺伝カウンセリング後も胎児の染色体の数的異常に対する不安が解消されない方
検査前にご夫婦(またはパートナーと2人)で遺伝カウンセリングを受けていただき、検査を行った場合は検査の結果に応じて再度遺伝カウンセリングを行っています。NIPTが陽性であった場合は当院で羊水検査を行っています。ご希望の方は担当医までお伝えください。
LDR(2024年1月完成)
陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の略語であり、陣痛室・分娩室・回復室の役割を担う個室です。陣痛室と分娩室が分かれていると、分娩時にはお部屋の移動が必要となりますが、LDRでは陣痛から分娩数時間後まで同じ部屋で、周囲を気にせずリラックスしてご家族の皆さんとお部屋で過ごすことができます。
ベッドと分娩台が一体となり、ゆとりのあるスペースを確保
ご家族の皆様と寛げます
LDRのメリット
- 母体への負担が少ない
陣痛などつらいお産の中、部屋を移動せず、同じ部屋で出産できる - 複数人が付き添える
通常の分娩は医師や助産師が優先されますが、夫や子どもさん、ご家族も出産に立ち会える - プライバシーに配慮しリラックスした入院生活が送れる
LDRは完全個室のため、リラックスした環境で過ごせます。 - 陰圧完備
感染対策に配慮した環境で出産することができます。
里帰り分娩を希望される方へ
里帰りしていただく時期・予約方法につきましては、平日14~16時に産婦人科外来までお問合せ下さい。受診の際には必ず紹介状と里帰りするまでの経過や検査データを持参して下さい。
お問い合わせ
- 担当:4階ブロック受付
- 対応時間:14:00〜16:00
- TEL:077-522-4131(代表)
診察券番号・氏名・希望日時・希望医師をお伝え下さい。
当院産婦人科での見学を希望の研修医や学生さんへ
当院は基幹病院として大津赤十字病院専門研修プログラムのがあり、それに加えて京都大学産婦人科専門研修プログラムや滋賀医科大学産婦人科研修プログラムの関連病院としても修練医の受入れを行っております。産婦人科専門医取得後、周産期専門医や婦人科腫瘍専門医、女性医学会専門医、内視鏡技術認定医なども取得できる環境にもありますので、プログラム終了後の研修にも魅力がある病院です。
熱意があって勉強好きで楽しい医師が集まっています。ご興味があれば、日々の診療を楽しく助け合いながら行っている現場を一度ご覧になりませんか。いつでもお待ちしておりますので下記連絡先まで一報をお願いします。
お問い合わせ
- 担当:人事課
- jinji@otsu.jrc.or.jp
- TEL:077-522-4131(代表)
症例・治療・成績
2023年度実績(2023年4月1日から2024年3月31日)
婦人科手術件数 (産科除く) |
378件(うち膣式手術152例、腹腔鏡下手術(ロボット含む)131例、婦人科悪性腫瘍手術45例) |
---|---|
総分娩数 | 323件(うち帝王切開133例(41.2%)、妊婦28週未満の早産5例 子宮頸管縫縮術11例) |
母体搬送受け入れ数 (2023年度) |
61件 |
お産に関するご案内
スタッフ紹介
総合周産期母子医療センター長・第一産婦人科部長
藤田 浩平
- 専門
- 産婦人科全般,周産期医療
- 認定専門資格
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)・指導医・評議員
日本抗加齢医学会専門医
臨床研修指導医講習会修了
母体保護法指定医
日本産科婦人科学会 女性のヘルスケアアドバイザー
日本産科婦人科遺伝診療学会認定医(周産期)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
ロボット(da Vinci Xi)術者認定医(console surgeon)
近畿産科婦人科学会理事
滋賀県産科婦人科医会副会長
京都大学医学部臨床教授
- 卒年
- 1999年
副部長
多賀 敦子
- 専門
- 【専門分野】産科婦人科全般
【代表的な疾患名】妊娠高血圧症候群,胎児発育不全,合併症妊娠
【代表的な手術名】帝王切開術
- 認定専門資格
- 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医
臨床研修指導医講習会修了
母体保護法指定医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本女性医学会女性ヘルスケア専門医
日本産科婦人科遺伝診療学会認定医(周産期)
ロボット(daVinci Xi)術者認定医(console surgeon)
- 卒年
- 2009年
医師
李 泰文
- 専門
- 産婦人科全般
- 認定専門資格
- 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会認定技術認定医
母体保護法指定医
日本産科婦人科遺伝診療学会認定医(周産期)
日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医
ロボット(daVinciXi)術者認定医(console surgeon)
- 卒年
- 2010年
医師
大西 佑実
- 認定専門資格
- 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
ロボット(da VinciXi)術者認定医(assistant)
- 卒年
- 2016年
医師
多賀 悠希子
- 認定専門資格
- ロボット(da Vinci Xi)術者認定医(assistant)
新生児蘇生法「専門」コース終了認定証
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
- 卒年
- 2017年
医師
信正 智輝
- 卒年
- 2019年
医師
松本 日向
- 認定専門資格
- ロボット(da VinciXi)術者認定医(console surgeon)
- 卒年
- 2020年
医師
長浜 美瑛
- 認定専門資格
- ロボット(da VinciXi)術者認定医(console surgeon)
- 卒年
- 2021年