外来担当医表

外来担当医表

2024/12/01(日)

午前

久保 友紀

医師

久保 友紀

当番医

当番医

森田 真美

医長

森田 真美

嘉田 真平

耳鼻咽喉科部長・頭頸部外科部長

嘉田 真平

当番医

当番医

中村 一

第1・2・4

中村 一

西本真裕子

(休診)

当番医

当番医

当番医

宮部 祥悟

医師

宮部 祥悟

大田 耕造

専従医師

大田 耕造

専門
耳鼻咽喉科一般

嘉田 真平

耳鼻咽喉科部長・頭頸部外科部長

嘉田 真平

当番医

当番医

午後

細胞診

超音波検査

手術

手術

手術

原則、予約診察となっております。ただし、予約外の患者さんの診察も行っております。
※青字は完全予約制です。

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特色

当科は耳鼻咽喉科として耳・鼻・咽喉頭(のど)の治療だけでなく、平衡機能、嚥下機能などの感覚・運動機能の疾患も取り扱っています。さらに頭頸部外科として頭頸部の悪性腫瘍(癌)の治療も行うなど、幅広い範囲の治療を行っています。

各種学会専門医も在職しており,これらの分野全般にわたって弱点のない高度の医療を提供することを心がけています。

当科における主な疾患の治療

耳疾患

  • 難聴:鼓膜や中耳に異常のない難聴(感音難聴)のうち、急性発症したもの(急性感音難聴)に関しては病態に応じてステロイドを中心とした治療を行っています。外来通院が可能な場合と入院治療が必要な場合があります。
  • 中耳炎:鼓膜に穿孔を来している慢性中耳炎や耳の骨を溶かして大きくなる真珠腫性中耳炎などに対しては積極的に手術(鼓室形成術)による治療を行っています。また耳小骨奇形、耳小骨離断、耳硬化症などの主に伝音難聴を来たす疾患に関しても手術での聴力改善を図っています。
  • 顔面神経麻痺:耳の骨の中を通る顔面神経の障害によって、顔の動きの麻痺を生じる疾患です。通常はステロイド内服やステロイド点滴治療、抗ウイルス薬を中心とした保存的治療で改善を目指しますが、高度麻痺の場合や検査にて改善の可能性が低いと判断した場合には手術治療(顔面神経減荷術)なども行います。

めまい疾患

良性発作性頭位めまい症やメニエール病、前庭神経炎などの耳性のめまいを来たす疾患に対して、各種平衡機能検査を行い、診断を行った上で適切な治療を行います。めまいは生活習慣とも密接に関係しており、それらの指導も行っています。

鼻疾患

  • アレルギー性鼻炎:薬物による治療だけでなく、後鼻神経切断術などの比較的新しい外科的治療も行っており、長期にわたる症状の改善・安定を図っています。
  • 鼻中隔彎曲症・肥厚性鼻炎:鼻の正中の仕切りの骨や軟骨の彎曲により、鼻腔が狭くなることで鼻閉が出現する疾患です。手術での彎曲部の矯正(鼻中隔矯正術)を行うことで、症状改善が期待できます。鼻粘膜の腫脹を伴っている場合が多く(肥厚性鼻炎)、同時に手術を行うことで更に症状の改善を図ります(粘膜下下鼻甲介骨切除術)。
  • 慢性副鼻腔炎:副鼻腔に炎症が起き、膿汁などが貯まることで、膿性鼻汁・鼻閉・悪臭などの症状が出現する疾患です。重症化した場合、脳や眼の中に影響が出ることがあります。薬物による保存的治療が無効な場合、内視鏡を用いた鼻内内視鏡下手術を行い治療します。低侵襲な手術の方法であり、短期間の入院での治療が可能です。

その他、鼻腔の腫瘍性疾患などにも内視鏡下手術を導入しており、積極的に外科的治療の低侵襲化を図っています。

咽喉頭疾患

  • 声帯ポリープ・ポリープ様声帯:声帯にポリープなどの腫瘤ができることで、嗄声や呼吸困難感などの症状が起きます。喫煙や声の使いすぎが原因のことが多く、これら生活習慣の改善や薬物治療を行いますが、改善がない場合は口から病変の切除手術を行うことがあります(ラリンゴマイクロ手術)。
  • 嚥下障害:飲み込みの機能は腫瘍や神経筋疾患、加齢などで低下することがあります。原因を特定し、可能であればそれに対して治療を行います。高度の嚥下機能障害の場合、嚥下改善手術(喉頭吊り上げ術・輪状咽頭筋切断術)や誤嚥防止手術(喉頭気管分離術・喉頭全摘術)など外科的治療を検討することもあります。

頭頸部外科

頭頸部外科は鎖骨から上方で脳と眼以外の領域の外科手術を扱います。良性・悪性疾患のいずれも治療を行いますが、中でも特に重要な病気である頭頸部癌の治療を中心に行っています。頭頸部癌としての主な疾患は口腔癌(舌癌、歯肉癌、口蓋癌、頬粘膜癌)、咽頭癌、喉頭癌、鼻・副鼻腔癌、聴器癌、唾液腺癌、甲状腺癌、原発不明癌などです。
頭頸部は狭い領域に重要な機能が集まっている部位ですので、病気の治療を行いながらも機能の温存も求められます。これらを目的として、手術だけでなく、放射線治療や抗がん薬による治療も併せて行なっています(集学的治療)。
手術に関しては早期の癌に対しては内視鏡下に口から手術する(経口的切除)など、体への負担が少ない方法を行っています。
一方で、進行癌に関しては根治率を高めるため、拡大切除を行っています。拡大切除を行う必要がある癌に関しては、形成外科・歯科口腔外科・消化器外科などと協力して再建手術を行い、機能面・審美面(見た目)の温存・改善を図っています。

当科における主な手術内容と件数

件名 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度
鼓室形成術 29 45 32 22
顔面神経減荷術 2 5 4 4
内視鏡下鼻副鼻腔手術(鼻中隔・鼻甲介含む) 48 74 112 143
舌、口腔、咽頭腫瘍摘出術 23 31 41 40
  うち悪性疾患 12 16 26 21
頭頸部腫瘍摘出術(甲状腺・唾液腺含む) 66 74 92 128
  うち悪性腫瘍 26 36 28 55
甲状腺・副甲状腺手術 24 25 32 62
唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)手術 15 21 41 20

 

スタッフ紹介

耳鼻咽喉科部長・頭頸部外科部長

嘉田 真平

認定専門資格
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門研修指導医
日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医・指導医
日本内分泌外科学会内分泌外科専門医
卒年
2000年

医長

森田 真美

認定専門資格
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門研修指導医
卒年
2005年

医師

田中 美穂

認定専門資格
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医
卒年
2010年

医師

西本 真裕子

認定専門資格
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医
卒年
2015年

医師

久保 友紀

卒年
2018年

医師

宮部 祥悟

卒年
2018年
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