内部被ばく計測のご案内

体内に取り込まれた放射性物質を計測できる装置「ホールボディーカウンター」を稼働致しました。
福島県が実施している被ばく検査に対応できる装置で、近畿・東海地方では初の導入となります。体内に入った放射性物質のセシウム134とセシウム137が放出するガンマ線を2分間で計測し、分別できます。

内部被ばく計測装置について

CANBERRA社製「FASTSCAN」
高さ:211センチ/幅:124センチ/奥行き:90センチ
※機器の中に立ったまま測定します。

内部被ばく計測に関する情報

計測場所 救急棟 地下1階 内部被ばく計測室
受付窓口 外来棟 1階 初診窓口
計測日時 完全予約制 第2・4週金曜日(16:00~16:30)
費用(税込) 無料

予約方法

完全予約制となっておりますので、事前に福島県へお問い合わせ頂いた上で、ご予約ください。
※お車でお越しの方は駐車料金を無料にさせていただきます。受付の際に駐車券を御呈示ください。

福島県からの避難者の方のお問い合わせ先

福島県 県民健康調査課

Tel. 024-521-8219

検査当日の流れについて

※当日の持参品はございません。また、食事制限もございません。

  1. 1階初診窓口にて受付をします。10分前にはお越しください。
  2. 受付終了後、地下内部被ばく計測室へ担当者がご案内します。
  3. 放射線技師より検査の説明を受けて頂き、専用の検査着を着て頂きます。
  4. 検査終了後、放射線技師より結果の説明を致します。結果表はお渡しします。ご質問があればお伺い致します。

よくあるご質問について

ホールボディーカウンター(WBC)とはどのようなものですか?

ホールボディーカウンター(以下、WBC)は体内に放射線物質が入っているかどうかを確認するための装置で、内部被ばく検査に使用します。セシウム134及びセシウム137は体内に入ると全身に分布するため、全身の測定が可能なWBCで測定します。

【参考情報】セシウムが体内からなくなっていく時間について※消費者庁ホームページ「食品と放射能Q&A」より

  • 物理的半減期(放射能の減衰)
    • セシウム134:約2年
    • セシウム137:約30年
  • 生物学的半減期(代謝等によるもの)
    • 1歳まで:約9日
    • 9歳まで:約38日
    • 30歳まで:約70日
    • 50歳まで:約90日
検査機器等から放射線を浴びることはありますか?

体内から放出される放射線の検出器ですので、一切被ばくの危険はありません。お子様や妊婦の方にも安心して検査を受けて頂けます。また痛みを伴うものでもございません。

検査はいつ行われているのですか?

検査は月曜日・金曜日の14時から16時の間で行っております。所要時間の目安は結果説明等も含めて30分です。

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