dept_all基本情報 新型コロナウイルス感染症の対応について 下記リンクよりご確認お願いいたします。 全科共通の対策はこちらをご覧下さい 検査部の紹介 検査部の紹介をさせて頂きます。 検査部は診療部と異なり、あまり患者さまと対面する事の少ない部署ですが、実は日常の診療にとって欠くことのできない情報を発信している部署です。全ての診療科からの検査依頼を受け、検査データを各診療科に提供しています。(診療録の情報の内60%超を検体検査の情報が占めているとの調査報告もあります)。 検査部の業務を大まかに紹介しますと、検査(臨床検査)は大きく、検体検査(血液や便、尿等を材料とした検査)と、生理検査(心電図検査、脳波検査、超音波検査、肺機能検査等、患者さまの体から直接情報を得る検査)とに分けられます。 検体検査は、一般検査、血液検査、生化学検査、免疫検査、細菌検査、細胞検査等に細分化して対応しています。(検査設備の整えられた検査室で実施している為、患者さまと接することはありません。) 生理検査も同じく、心電図検査、脳波検査、超音波検査、肺機能検査等に分け、対応しています。(この場合、患者さまに直接接し検査しているのが臨床検査技師です。) 当院の特徴は、がん診療広域中核拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、難病医療拠点病院、地域医療支援病院等の指定を受けており、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター等を併設した滋賀県の医療の中核病院であることです。 私たちは、当院の持つこれらの機能を保証するため、年間を通じ、昼夜を問わず診療部へ検査データを送り続けています。 その検査件数は、年間330万件に達します。(検査部以外にも、放射線部や病理部の担当している検査もあり、検査の情報量は膨大なものとなります。) 新型コロナウイルス感染症を始めとする様々な感染症に対して、菌やウイルスの検出を行うだけでなく、院内感染の発生防止や拡大防止のために情報を提供しています。また、様々な心疾患と関わりがある睡眠時無呼吸症候群の検査(睡眠ポリグラフ検査)の実施とデータ解析を検査技師により行い、臨床へ届けています。さらに高度な血糖管理のツールとなるCGMデータ解析、心臓超音波検査の当日検査枠の拡大による外来患者さまの検査の利便性の向上への取り組み、皮膚還流圧測定の実施等、幅広く臨床の要望に応えた運営を行っております。 これら検査は2名の医師と41名の臨床検査技師が担っています。 当院の大きな柱のがん診療の一分野として血液増殖性疾患に対して、移植療法に積極的に取り組んでおります。検査部は輸血部と協力して、移植医療に欠かせない採取細胞の評価、移植細胞の処理等、がんに対する細胞治療の領域においても、中心的な役割を担っています。細胞処理技術を生かし、人工授精(AIH)に用いる精子の濃縮処理も実施しており、幅広い取り組みを行っております。 近年、検査の専門性が問われる時代となり、現在22名が、36の認定資格を有し、活躍しております。 症例・治療・成績 検査実績 検査項目 検査件数 令和元年度 令和2年度 令和3年度 一般検査 81,570 74,691 73,197 血液検査 273,782 266,644 283,487 生化学検査 2,327,430 2,262,436 2,297,364 血清検査 165,708 153,219 157,104 細菌検査 45,551 35,386 39,523 検体検査合計件数 2,974,253 2,792,376 2,850,675 生理検査 193,165 212,104 225,502 検査合計件数 3,167,418 3,004,480 3,076,177 スタッフ紹介 スタッフ 糖尿病内分泌センター長・糖尿病内分泌内科部長・検査部長 谷口 孝夫 卒年 平成元年 認定専門資格 日本糖尿病学会研修指導医・専門医・学術評議員 日本内分泌学会内分泌代謝科指導医・専門医・評議員 日本内科学会認定内科医・指導医 京都大学医学部臨床教授 専門分野 【専門分野】糖尿病,代謝,内分泌 【代表的な疾患名】糖尿病(含:二次性糖尿病,膵性糖尿病),甲状腺疾患(バセドウ病,橋本病など),下垂体・副腎疾患(クッシング病,アジソン病,原発性アルドステロン症,褐色細胞腫,尿崩症など) 専従医師 大田 耕造 卒年 昭和55年 認定専門資格 日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医 日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医 専門分野 頭頚部腫瘍の手術治療 検査部技師長 澤 照代 認定専門資格 超音波検査士