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このたび乳房撮影装置が、シーメンス社製フルデジタル乳房X線撮影装置「MAMMOMAT Inspiration」に更新されました。この装置は、トモシンセシスという断層機能を搭載しています。X線管球が動きながら撮影を行い、薄いスライス画像を作成します。従来の撮影では乳腺の重なりにより病変の拾い上げが難しい乳房においても、組織の重なりの影響を受けにくくなるため、病変をより正確に描出することができます。また、少ない被ばく線量で撮影が行える機能を搭載しており、従来のものと比較すると最大20~30%の被ばく低減が可能です。
当院では、日本乳がん検診精度管理機構の認定を受けた女性の診療放射線技師が撮影を行っており、乳房撮影は「痛い」「恥ずかしい」といった不安を持たれている方が多くおられますが、より多くの方が安心して検査を受けて頂けます。