放射線科

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基本情報

特色

放射線科部には8名の医師(画像診断医6名、放射線治療医2名)が在籍しており、CT、MRI、RI、超音波検査を中心とした画像診断と2台のリニアックによる放射線治療を専門的に行っています。
画像診断医は血管造影下で腫瘍の塞栓療法や抗がん剤の動注療法と非血管造影下のPTCD(経皮経肝胆道ドレナージ術)やRFA(経皮的ラジオ波熱凝固療法)などのIVR(インターベンション)治療も消化器科、外科、心臓血管外科、産婦人科等の各診療科と連携して行っています。
マルチスライスCT、超伝導MRI装置などによる画像診断は、院内のみならず、大津市医師会との病診連携の一環である特殊検査電話予約制度によって迅速に対応しており、地域医療支援病院として院外の先生方からも広くご紹介・ご利用いただいています。
当院は高度救命救急センターでもありますので、夜間休日も診療放射線技師は当直・オンコール態勢をとり、外来・入院を問わず緊急放射線診療に対応しています。画像診断医も関連領域の緊急IVRを担当しています。
一方、滋賀県がん診療広域中核拠点病院・地域がん診療連携拠点病院の機能の一翼を担う放射線治療部門は平成27年4月から滋賀県初、全国の赤十字病院では3番目となる「高精度放射線治療センター」として新たなスタートをきり3年目を迎えました。平成25年に従来の汎用リニアック装置に加えて高精度放射線治療専用のトモセラピー装置が県内では初めて導入され、放射線治療装置2台体制となり、多様ながん患者さんの病態に応じた高度な治療を提供できる態勢が整備されました。スタッフも充実しており常勤専従の放射線治療専門医2名を筆頭に、実際の治療はより専門特化した資格である医学物理士3名、放射線治療品質管理士1名、放射線治療専門放射線技師2名を含む診療放射線技師7~8名が日々担当しています。また、全国的にもまだ数少ない放射線治療看護認定看護師が治療中の患者さんを専門的にケアしています。
放射線治療にも従来から近隣の医療機関から多くの症例を御紹介いただいていますが、今後は通常の装置、施設では対応できない強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療等の高精度放射線治療の適応症例について特に積極的に受け入れていく予定です。
また、当院は滋賀県から平成29年4月より滋賀県原子力災害拠点病院に指定されましたが、既に平成26年3月には県の要請を受け、最新の内部被ばく計測装置であるホールボディーカウンターを設置・導入しております。内部被ばくの計測、評価可能な県内唯一、近畿東海地区でも数少ない施設です。稼働から3年強で約350名の方が利用されています。