dept_all基本情報 新型コロナウイルス感染症の対応について 下記リンクよりご確認お願いいたします。 全科共通の対策はこちらをご覧下さい 特色 本院NICU(新生児集中治療室)は1990年に滋賀県の要請により開設され、2015年には総合周産期母子医療センターとして指定を受けました。認可を受けたNICU(狭義のNICU)9床とGCU(回復期室)21床の計30床で構成され、新生児専門の医師と看護師が24時間体制で集中治療を行っています。入院の対象となる新生児は、早産児や低出生体重児、手術などが必要な先天的な異常を持って生まれた児、あるいは出生後の環境にうまく適応できず仮死や呼吸障害などのトラブルを有する児です。 院内出生児はもちろんのこと他院で出生した病的新生児も受け入れ、必要に応じて24時間体制で新生児専用救急車(ドクターカー)での搬送を行っています。当院が満床の場合には、地域周産期センターなど治療可能な施設への搬送(三角搬送)も行っています。また、NICUを退院した児の発達や育児の支援を行うために、フォローアップ外来を行っています。 症例・治療・成績 症例数・治療成績 NICUには年間に250例前後の入院患者があります。そのうち超低出生体重児(出生体重1000g未満)が10例前後、人工呼吸器管理を必要とする患者が80~100例、小児外科などの手術を必要とする患者が10例前後を占めます。 新生児救急車の出動は年々増加の一途で、年間の搬送の件数は80~120例を数えます。これは全国の総合周産期センターの中でも上位に位置します。恒常的なNICUの病床不足に対して戻り搬送(紹介患児が回復したら紹介元に逆搬送する)が推奨されるようになりましたが、当院でも数年前より積極的に行うようにしております。 ひとりでも多くの新生児が後遺症なく退院していくことができるように、今後もスタッフ一同頑張っていきたいと思っております。 外来担当医表外来担当医表 ※原則、予約診察となっております。(但し、予約外の患者さまの診察も行っております) ※赤字は完全予約制です。 2023/03/01 (水) 月火水木金 午前 午後関屋朱音内山 環中村健治一木容子松倉良香(第1・3)松林優子(第2・4)池田幸広 休診のお知らせ 急な都合による休診情報は掲載できない場合がありますので、ご了承ください。 スタッフ紹介 スタッフ 新生児科部長 中村 健治 卒年 平成4年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医・認定医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)指導医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 専門分野 新生児疾患 新生児科部副部長 池田 幸広 卒年 平成10年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医・認定医 日本小児科学会認定小児科指導医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 専門分野 新生児疾患 医長 松倉 良香 卒年 平成11年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医 専門分野 新生児疾患 医長 内山 環 卒年 平成15年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 専門分野 新生児疾患 医長 一木 容子 卒年 平成18年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医 日本小児科学会認定小児科指導医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 専門分野 新生児疾患 医師 松林 優子 卒年 平成20年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 専門分野 新生児疾患 医師 関屋 朱音 卒年 平成25年 認定専門資格 日本小児科学会小児科専門医 専門分野 新生児疾患 その他 令和元年度実績 内容 実績件数 総入院数 257名 超低出生体重児 4名 極低出生体重児 15名(超低出生体重児を含む) 院外出生 108名 新生児救急車出動 98件(当院搬送81件、三角搬送9件) 人工呼吸器患者 95名 一酸化窒素吸入療法 2名 低体温療法 2名 手術件数 10件