救急受診される患者さんへ

当院の救命救急センターでは24時間体制で高度な救命処置や緊急手術など命に関わる重症患者を対象とする2次、3次救急医療を行っています。
このため、一般の外来診療とは診療内容が異なりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

 

  • 当院は高度救命救急センターとして高い専門性・人員を常時確保し、緊急性の高い救急患者及び紹介患者を受け入れておりますが、軽症診察の負担増加から、本来、求められている機能の維持が困難な状況です。地域の救急医療の役割を果たすため、通常の診療費とは別に「時間外選定療養費7,700円(税込)」をご負担いただくことになります。
  • 救急患者さんの症状(当院では内科系、外科系という症状によって担当医をわけております)や緊急度により、診察の順番がかわることがあります。
  • お薬の処方は、1日分あるいは臨時処方として必要日数分を処方します。
  • 初診の際は軽症に見えても、時間の経過とともに症状が悪化したり、次第に症状が増してくる事もあります。帰宅後にそのようなことがあれば、必ず再度受診してください。
  • 救急受診された時は、病気や怪我が改善していても、できる限り早急に通常診療時間内に、各専門の医師による診察を受けてください。
  • 診断書の発行が必要な場合は、後日、平日の受付時間内に専門科を受診していただき、専門医が診察後、発行することになります。
    ※救命救急センター受診当日に発行はできません。

救急医療体制

  • 時間内救急車搬送患者は救急部医師が常時待機体制でもって対応しています。
  • 休日・夜間、当院には常時7名の医師が待機しています。救命救急、内科系、外科系、小児科、産婦人科、脳卒中(さらに輪番日は輪番当直)、集中治療室(ICU・CCU、NICU)、それぞれの領域で救急に備えています。あわせて看護師は3交替体制、コメディカル(薬剤・検査・放射線)は当直体制で対応しています。また専門各科もオンコール体制で緊急対応を可能にしています。

循環器ホットライン

循環器救急疾患には、より早い、より適切な対応が求められます。休日・時間外も循環器科専門医師が、「地域医療連携循環器ホットライン」にて地域の先生方からの連絡に対応し、その情報にもとづく治療準備を速やかに開始します。当院では24時間、循環器救急に対応しています。

小児救急患者さんについて

  • 毎日17時から23時までの小児救急患者さんにつきましては、小児科当直医が診察させていただきます。
  • 平日の23時から翌日8時30分につきましては内科系当直医が診察させていただきます。ただし小児科医が当直待機し専門的な緊急対応に備えています。
  • 土曜の8時30分から17時までは、内科系当直医が診察させていただきますが、1歳未満の患者につきましては小児科当直医が診察させていただきます。
    日曜・祝祭日の8時30分から10時までは、内科系当直医が診察させていただきますが、1歳未満の患者につきましては小児科当直医が診察させていただきます。
  • 地域の先生方(かかりつけ医)の紹介状をお持ちいただく患者さんにつきましては、時間に関係なく小児科専門医が診察をさせていただきます。
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