泌尿器科

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基本情報

新型コロナウイルス感染症の対応について

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特色

標準治療をベースとして、患者さんの気持ちに寄り添い、患者さんと十分な対話のうえで共同意思決定(shared decision making)を目指している。
学会には積極的に参加し当院の治療成績の報告や最新治療の情報収集を行い、日常診療にいかしている。優しい医療人であることを常に意識し、様々な手技の向上に努めていく。
当科スタッフは常勤7名で、市中病院としては滋賀県下最大規模であり、高度医療から救急疾患まで幅広く対応が可能である。

泌尿器科疾患における腹腔鏡手術を2003年秋から開始し、安定した手術を行っている。悪性疾患の治療を積極的に行っている。2019年にはダヴィンチXiを導入しロボット支援前立腺全摘を、2020年よりロボット支援腎部分切除術を開始している。副腎腫瘍、腎細胞癌、腎盂尿管癌、膀胱癌などの泌尿器科悪性腫瘍には腹腔鏡手術などの低侵襲手術を中心に、適宜進行症例には開腹術などで拡大手術も行っている。その際には他科(腹部外科・心臓外科等)との連携が重要と考えている。前立腺癌に対して手術治療に加え、監視療法や放射線治療科と共同して放射線治療(IMRT)にも積極的に取組んでいる。治療の選択肢が複数ある場合、患者さんとの対話のうえで治療方針を熟成させていく。
 良性疾患での治療にも力を入れている。骨盤臓器脱に対し腹腔鏡下仙骨膣固定術、腎盂尿管移行部狭窄症に対しロボット支援腎盂形成術を行っており、生活の質に影響する疾患にも丁寧に対応している。その他、泌尿器科内視鏡手術一般(TUR、TUL、PNLなど)、前立腺肥大症手術(HoLEP、TUEB、TURP)、体外衝撃波砕石術(ESWL)、尿失禁に対するTVTなど行っている。

  1. 低侵襲治療:体外衝撃波砕石術、泌尿器科内視鏡手術一般(TUR、TUL、PNLなど)、腹腔鏡手術、経尿道的前立腺核出術(HoLEP、TUEB)、尿失禁に対するTVTなどのメッシュ手術、骨盤臓器脱に対する腹腔鏡下仙骨膣固定術、前立腺癌に対する放射線治療(IMRT)
  2. 機能温存:早期腎細胞癌に対し腎部分切除術、前立腺癌に対する神経温存ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘術、尿道温存可能な浸潤性膀胱癌に対し膀胱全摘術+回腸新膀胱造設術など
  3. 腎細胞癌・尿路上皮癌・前立腺癌などの外来化学療法
  4. 精巣癌に対する化学療法および後腹膜リンパ節郭清術などの手術

医療設備

手術支援ロボット(ダヴィンチXi)、3D腹腔鏡システム、ホルミウムレーザー機器(Lumeis Moses Pulse 120H)、体外衝撃波結石破砕装置(ESWL Dornier Delta Ⅱ)、リソクラスト、軟性膀胱鏡、軟性尿管鏡(URF-5 Olympus)、尿流量測定装置、ウロダイナミクス検査装置など、最先端の医療機器を多数導入しています。

ロボット支援手術について

ダヴィンチは、高度なコンピューター技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発された手術支援ロボットです。腹部に約1cmの小さな穴を数ヶ所あけ、ロボットのカメラや鉗子を挿入して手術を行います。手術は完全に医師の操作で行われます。
従来の腹腔鏡手術の低侵襲性という利点を保持したまま、ロボット支援手術では、①高画質の3D画像、②(手術操作を行う鉗子先端に関節機能があるため)人間の手以上に精密な手術操作が行える、③拡大視野により肉眼では認識困難であった体の構造が把握できる、といった利点があります。このため、出血量の減少、機能温存、癌の制御、確実な縫合などの面で大きな威力を発揮します。これまでの腹腔鏡手術と比べて、より安定した精度の高い手術が可能となり、患者さんの身体的負担も軽減することができるため、国内外で急速に普及しています。
当院では2018年12月に最新機種の手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を導入しました。前世代の機種と比べさらに機能が充実し、より複雑で難しい手術に対しても低侵襲な手術が可能となっています。詳細はこちら
現在、当科では、「前立腺癌に対する前立腺全摘術」、「腎癌に対する腎部分切除術」、「腎盂尿管移行部狭窄症に対する腎盂形成術」を、保険診療としてロボット支援手術で行っています。


  Intuitive surgical社より提供