dept_all基本情報 新型コロナウイルス感染症の対応について 下記リンクよりご確認お願いいたします。 全科共通の対策はこちらをご覧下さい 基本情報 眼科医:7名(常勤6名、非常勤1名) 、視能訓練士:6名(常勤5名、非常勤1名) 1日平均外来患者数:約75人 眼科病棟ベッド数:25床 特色 眼科全般に対して、常に高度医療を提供することを目標としています。 白内障手術は、2.2~2.4mm切開からの小切開超音波白内障乳化吸引術が主で、移植眼内レンズは100%折り畳み式のアクリルレンズです。 当科の最も得意とする分野である網膜・硝子体疾患では、網膜剥離の手術は勿論、糖尿病網膜症・黄斑円孔・黄斑上膜・黄斑浮腫・増殖性硝子体網膜症・眼外傷・眼内炎等の難治性疾患の手術を多く手がけています。加齢黄斑変性に対しては光線力学療法(PDT)および抗VEGF療法を施行しており、黄斑専門外来にて加療および経過観察を行っています。また涙道疾患の専門外来があることも特徴で、滋賀県のみならず京都・奈良・大阪からも多くの涙道疾患の患者様が紹介されてきています。 手術室には、手術顕微鏡Lumera700、VISU210、眼科用リアルタイム映像システムNGENUITY、硝子体手術装置コンステレーション、超音波白内障手術装置センチュリオン、広角観察システムResight、眼内内視鏡等の最新器械が備えられています。 外来には、蛍光眼底造影装置および網膜光干渉断層計としてHidelberg社スペクトラリス(HRA+OCT)およびトプコン社蛍光眼底撮影装置が備えられ、これらはファインデックス社画像ファイリングシステムを介して各診察室で閲覧可能となっています。他に、光学式非接触型眼軸長測定装置IOLマスター、ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計、超音波診断装置、ERG、YAG レーザー、マルチカラーレーザー等があり、これら最新の診断機器を使用して正確な診断のもと、患者様各人にとっての最善の治療を行うことをモットーとしております。 症例・治療・成績 手術実績 令和元年 令和2年 令和3年 硝子体手術 291件 215件 185件 網膜復位術(バックリング) 1件 0件 1件 緑内障手術 34件 51件 35件 白内障超音波乳化吸引術 1,295件 1,199件 978件 白内障嚢外(内)摘出術 3件 2件 6件 涙道手術 66件 27件 55件 抗VEGF薬硝子体注射 763件 685件 520件 総数 2,306件 2,072件 1,780件 白内障等では1泊入院、2泊入院、1週間入院等と多様な選択ができるようになっており、また、ベッド数も十分に確保し、手術待ち時間の短縮化を図っています。地域の先生方からのご紹介をいただき、救急症例を含め、網膜硝子体疾患・白内障・緑内障・外眼部疾患等幅広い分野での手術を行っています。 硝子体手術は眼内内視鏡および広角観察システムを使用し、半数以上の症例で27Gシステムにて対応しています。硝子体手術の場合は目安として1週間から3週間の入院 となります(疾患の重症度に応じて期間が変わります)。 治療成績 令和元年 令和2年 令和3年 黄斑円孔 初回閉鎖率 97% 98% 95% 最終閉鎖率 99% 99% 95% 網膜剥離 初回復位率 96% 95% 93% 最終復位率 100% 100% 100% 白内障 後嚢破損率 1.1% 1.2% 0.7% 外来担当医表外来担当医表 ※原則、予約診察となっております。(但し、予約外の患者さまの診察も行っております) ※赤字は完全予約制です。 2023/04/01 (土) 月火水木金 午前大音壮太郎廣田吉満井手山碧林寿子陣上陽子 大音壮太郎林寿子井手山碧吉村長久 (黄斑特別) 廣田吉満 森寺威之(涙道外来) 廣田吉満陣上陽子 午後レーザー治療陣上陽子鈴鹿結花手術コンタクト外来(第2) レーザー治療 糖尿病網膜症外来 手術 *火曜日及び金曜日午前の診察で、初診・再診(予約外)につきましては受付を10:00までとさせて頂きます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承のほどよろしくお願い致します。 休診のお知らせ 急な都合による休診情報は掲載できない場合がありますので、ご了承ください。 月日 診療科 医師 代診 備考 2023/03/31 (金) 眼科 陣上陽子 2023/04/03 (月) 眼科 阪口沙織 2023/04/03 (月) 眼科 鈴鹿結花 スタッフ紹介 スタッフ 眼科部長 大音 壮太郎 卒年 平成10年 認定専門資格 日本眼科学会専門医 日本網膜硝子体学会PDT認定医 厚生労働省臨床研修指導医 専門分野 網膜硝子体疾患,加齢黄斑変性,眼循環 医長 林 寿子 卒年 平成15年 認定専門資格 日本眼科学会専門医 眼科PDT認定医 専門分野 網膜硝子体疾患,緑内障 医師 陣上 陽子 卒年 平成20年 認定専門資格 日本眼科学会専門医 眼科PDT認定医 専門分野 眼科全般,白内障 医師 鈴鹿 結花 卒年 平成29年 認定専門資格 専門分野 眼科全般 医師 阪口 沙織 卒年 平成30年 認定専門資格 専門分野 眼科全般 医師 井手山 碧 卒年 令和元年 認定専門資格 専門分野 眼科全般 非常勤医師 森寺 威之 卒年 昭和60年 認定専門資格 日本眼科学会専門医 京都大学医学部非常勤講師 専門分野 涙道疾患(鼻涙管狭窄症) その他 その他 当院の眼科では、これまで採用していた「カリーユニ点眼液0.005%」が平成26年9月より不採用となったことで処方ができなくなり、多くの患者様・ご家族様から問い合わせが相次いでいます。薬剤自体が製造中止になったわけではなく、急性期の患者様の診療を中心としている当院では、慢性に経過をする白内障についての薬剤治療は、地域の医療機関にご協力をお願いしたいと考えております。 当院で採用できる薬剤数に制限があることにご理解・ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。