麻酔科

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基本情報

特色

日本麻酔科学会認定病院でかつ日本ペインクリニック学会指定研修施設です。麻酔科常勤医は6人で、その内訳は、麻酔科指導医4人、認定医2人です。非常勤として京都大学から清水覚司先生、大阪医科大学から門野紀子先生に来て頂いています。清水覚司先生には待機もして頂き、大変助けられています。
2015年度からの麻酔科学会専門医研修施設として、大津赤十字病院責任研修施設プログラム(当初定員2名/年、2017年度より定員1名/年)を持ち、北野病院と日本バプテスト病院に関連研修施設になって頂いています。また大津赤十字病院は関連研修施設として、京都大学プログラム、北野病院プログラム、大津市民病院プログラム、滋賀県立成人病センタープログラムに参加しています。
大津赤十字病院麻酔科の特徴のひとつは、多くの種類の手術に対応していることです。外科系標榜科は、一般外科、小児外科、整形外科、呼吸器外科、心臓血管外科、形成外科、耳鼻科(気管食道科)、泌尿器科、歯科、婦人科、眼科ですので、京都大学病院とほぼ同じだけの種類があります。当院で行われていない手術は、移植(肝移植、肺移植、腎移植)などの特殊な手術だけとも言えます。
一方、大学病院と異なり高度救命救急センターがありますので、救急患者の手術にも対応しないといけません。当日申し込みの緊急手術が麻酔科管理症例の約8%を占めます。申し込み後1週間以内に行う手術(骨折など)を含めると全体の20%前後が予定外の手術です。救急搬送されて緊急手術となる症例は、外傷(開放骨折、四肢の再接着)、腹部の救急、心臓血管外科の緊急(解離性大動脈瘤、腹部大動脈瘤切迫破裂)、新生児の緊急手術(消化管先天奇形、神経系先天奇形)、脳外科手術(血腫除去術)など、多岐にわたります。緊急手術の割合が高いことが、大津赤十字病院麻酔科の特徴かもしれません。大津市外から患者さまが転送されるのはもちろん、滋賀県のみならず、京都市から小児緊急手術に対応しているということで、患者さまが送られてくることがあります。
大津赤十字病院は総合病院ですので、麻酔科も様々な年齢、様々な疾患に対応しています。小児外科や小児疾患も対象にする形成外科があるため、5才以下の小児症例数が全身麻酔症例数の約10%(2016年で187名)を占めます。重篤な内科疾患を合併している高齢者が、県内の他病院から麻酔科のある病院を指定して送られてくることもあります。新生児から90才を超える高齢者まで、広い年齢層の、様々な病態における手術の麻酔に対応していることが、総合病院麻酔科としての特徴と役割です。
2014年度末に神経ブロック用にSonosite X-Porteという最新鋭の超音波診断装置が導入されました。これは高性能で神経束がくっきり見えます。2008年度に麻酔科用の超音波診断装置(Vivid-i、食道エコー対応)が導入されています。適応症例にはエコー下神経ブロック(上肢、下肢、体幹)を行い、カテーテル留置も行っています。