ごあいさつ

ようこそ大津赤十字病院へ・・・

当院の位置する大津市長等。その歴史は古く、高名な三井寺(園城寺)は琵琶湖を展望する病院の裏山「長等山」の山中にあります。「さざ波や志賀の都はあれにしを昔ながらの山ざくらかな」(平忠度 千載集)。春は桜の名所となり、古今東西、訪れる人々の心を癒し続けてきました。また新緑の息吹、紅葉の包容、自然が刻む時のながれの中に人々をやさしく誘(いざな)います。伝統と変わらぬ人への思いやり。大津赤十字病院は安全と納得の医療の実践に今日も努めます。
当院の歴史は、1904年(明治37年)滋賀県庁近くに開かれた、日本赤十字社滋賀県支部病院に始まります。最初は3つの診療科、60床のささやかな出発でした。「大津赤十字病院」への改称は1943年(昭和18年)。今日、36の診療科、病床数796床の総合的医療機能を備える病院にまでお育ていただき、高度救命救急センターに始まる急性期医療の提供機能、非常災害救護の拠点である基幹災害拠点病院となっています。また「地域医療支援病院」「がん診療連携拠点病院」の承認・指定を受けています。

大津赤十字病院

院長あいさつ

院長石川浩三
病院長 石川 浩三

2004年に当院は開設100周年を迎えました。明治、大正、昭和、平成と、社会、経済そして医療が、激しく、大きく移り変った20世紀。この時代変遷の中、「大津赤十字病院」は地域の皆さまの深いご理解と励ましに支えられ、あるいは多くの先達の弛まぬ努力によって、今日ある病院にまでお育ていただきました。そして進化めまぐるしい医学・医療と、多様な地域・患者さまのニーズにいっそう応えられる病院づくりめざし、職員一同心新たにしているところです。
さて、当院は地域の人々の健康を守る赤十字病院として、職員一同「人道・博愛」のこころをひとつにし、患者さまの人権と意志を尊重しての最善の医療を提供することに、日々務めることを「理念」としています。現在当院ではこの理念に基づき、救急医療体制の充実、地域医療機関との連携の推進にあわせ、今日の医療に求められる「成果医療」と「医療の透明性」の課題に対し、とりわけ「安全で高度な質の高い医療」の提供、「プライバシーと権利を守る、納得の医療と医療情報の公開」の実践に努めています。また同時に、私たち医療を提供させていただく者と、医療を受ける患者皆さまが共にあゆむ医療をめざしています。当院へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。